レモングラス加工工程

レモングラスについて
イネ科オガルカヤ属の多年草のハーブです。
南インド、スリランカ、東南アジアに多く生息し、高さが1.5メートルほどになり、レモンの香味成分である『シトラール』を含有しているのでレモンのようなフレッシュな風味があります。
レモングラスに含まれる精油成分と効能は?
◎シトラール(精油成分の80%を占める)
爽やかな香りで気分をリフレッシュさせる効果、血管を広げて血液を介して酸素や栄養素を体の末端まで広げる効果、抗菌・殺菌効果、皮膚病の改善効果があると言われています。
◎ゲラニオール(精油成分の5%)ゲラニオールには、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進する効果、更年期障害の予防、ホルモンバランスを適正で肌荒れを予防する効果、自律神経を整えてイライラや落ち込みを抑えて、気持ちをリフレッシュさせる効果、抗菌殺菌効果もあると言われています。 他に自律神経を整えるネロール、血圧を下げるリナロール、消臭効果と発汗や利尿作用でむくみを取るフラボノイド、消炎、鎮痛、整腸作用のシトロネラ―ルを含みます。
レモングラスの使用方法は?
アジア料理およびカリブ料理でよく使用されるハーブです。 主な使用法は料理の香り付けやハーブティー、スープ、カレーで、鶏肉や魚、シーフードともよく合います。タイのスープ・トムヤンクンは特に有名です。精油は世界中で多く使用されていて、香料として食品、アロマ用に利用されます。
レモングラスの主な栄養成分(生ー100gあたり)
・ビタミンB1 ⇒ 0.065mg
・ビタミンB2 ⇒ 0.135mg
・ビタミンB6 ⇒ 0.080mg
・ビタミンC ⇒ 2.6mg
・ナイアシンB3 ⇒ 1.101mg
・マグネシウム ⇒ 60mg
・葉酸 ⇒ 75μg
・カルシウム ⇒ 65mg
・鉄分 ⇒ 8.7mg
・カリウム ⇒ 723mg
・リン ⇒ 101mg